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『
「日本はアメリカに次いで、皆保険制度を持たない2つ目の先進国になる」
津川氏のこの言葉はセンセーショナルに聞こえるかもしれないが、そういうレベルの話だということを、ぜひ多くの人に理解して頂きたい。1/
実際、税による医療保障で自己負担が無料もしくは年間上限額数万円のイギリスやスウェーデンのような国はもちろん(かわりに医療アクセスは相対的に悪め)、日本と同じ社会保険方式のドイツやフランスでも日本のような家計破綻的な医療費負担は制度的に生じないよう設計されている。 2/
ドイツは1年間の自己負担の上限は年間所得の2%(慢性疾患がある人は1%)。
フランスは入院20%、外来30%の自己負担があるが、国民の95%が加入する公的要素もある補足的医療保険でさらにカバーされ、かつ「抗がん剤等の代替性のない高額医薬品」は自己負担ゼロという。
(出典は図も文も大久保 2021) 3/
「世界に冠たる皆保険」「高額療養費という優れた制度があるから大丈夫」という自画自賛の主観的認識の上にあぐらをかいていなかったか。事態の深刻性を認識すべき。4/4
3の出典:大久保豪(2021)「日本,ドイツ,フランス,イギリスにおける患者自己負担制度の違いについて」
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