日本経済がドイツ・韓国に完敗した理由、分岐点となる「90年代」に何を間違えた? |ビジネス+IT https://sbbit.jp/article/cont1/111058
日本の世界市場における輸出シェアは90年代を境に急低下したが、最大の理由はビジネスのIT化という潮流の変化を見誤ったからである。ドイツは90年代以降、製造業のIT化と高付加価値化に舵を切り、薄利多売のビジネスからは撤退した。
一方、韓国はパソコンやスマホの台頭をいち早く見抜き、すべての工業的なリソースを両者に集中することで、一気に製品の世界シェアを拡大した。日本勢はこうした流れに背を向け、従来型の製品戦略を続けた結果、半導体や電機の分野ではほぼ完敗する状況まで追い込まれた。
すべては企業戦略の誤りの結果であり、経済政策の問題ではない。日本のゼロ成長を政策のせいにしているうちは、今後も同じ状況が続く可能性がある。
GNU social JP is a social network, courtesy of GNU social JP管理人. It runs on GNU social, version 2.0.2-dev, available under the GNU Affero General Public License.
All GNU social JP content and data are available under the Creative Commons Attribution 3.0 license.