147ページ目。 山梨からボランティアに行った大学生は、被災した外国人向けの仮設住宅を作ると言われ、張り切って作業した。 ところが発注元との間に入った業者が悪質で、ビジネスとして請け負いながら、学生をボランティアだとだまして連れてきて、ただ働きさせていたことがわかり激怒。 「もう二度とボランティアなどしない」 と思ったものの、半年後にそこを通ると、完成した仮設住宅で東南アジア系の子どもがゆっくりしていて、それはそれで、そこはかとない満足感はあった。
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