公共施設統廃合の稲村候補 稲村和美兵庫県知事候補は尼崎市長時代、徹底して公共施設の統廃合を行い、住民サービスを削り続けました。2010年の市長就任から22年の退任までにどうなったか-。 17あった公民館分館は一つに。老人福祉センターは4カ所中2カ所を体育館と統合を決定。保健センターを6カ所から2カ所に集約し、コロナで機能がひっ迫しました。 公立幼稚園は18から9、公立保育所も民間移管で21から12に。市営住宅削減計画を決め、集約が進行中です。 次つぎと公共施設を統廃合して土地を売却するため、市民団体の間で「稲村不動産」と呼ばれたほどです。 職員削減や業務の民間委託も大規模に推進し、22年に全市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを委託業者が紛失する事件が発生。市の公的責任放棄が根本的要因です。子ども医療費無料化も拒否し続けました。 県知事選でも「行財政改革の推進」を掲げ、県民サービス削減の姿勢です。
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