高野はやと江東区区議会議員
なぜ能登半島にボランティアが集まらないのか
note
https://note.com/takano_hayato38/n/n8aea5c84093c
𝕏
https://x.com/takano_hayato38/status/1779860455479255352?s=46
"能登半島は地形の通り、必ず金沢や富山を経由しなければ行けません。もっというと半島の喉元であるこのあたりをベースにしなければ、ボランティアも能登半島に宿泊施設がない以上活動できません。このベースからもっとも遠い地域が、震災のダメージは大きいのに、ボランティアをバスで送るにしても多くのボランティアセンターは、金沢や富山からバスで輸送しています。つまりどちらにしろ、復興に必要な長期のボランティアは、金沢や富山に来て滞在する必要が出てきます。ボランティアだけではありません。さまざまな業者もそうです。宿泊費もコストですから、コストが上がれば業者も遠ざかります。
この喉元にあたる金沢や富山が3月以降、特に北陸復興割から爆発的に観光客が増えてしまい、ボランティアを遠ざけています。私は宿泊業界にいたので、宿泊施設の単価と稼働率の推移を見るだけで一瞬でわかります。タクシーの運転手に聞くまでもなく、1月2月とは一転、3月より右肩上がりに増えているのがわかります。東京並に宿泊代が高くなった場所に学生や若い人が休日を使って行くでしょうか。
もちろん現在急ピッチで能登空港近くはじめ、さまざまな場所にボランティアや業者用の施設を建てており視察しましたが、まったく間に合っておりません。というより、宿泊施設だけ作っても効果は低い。道路インフラがまだ脆弱なため、輸送量がボトルネックになっていることももちろんあります。それを考慮しても、喉元にあたる金沢や富山などの都市でまずボランティアを受け入れられるようにすべきです。または、国や自治体がある程度投資して人を集めるか。また、街にお金を落とすべきというなら、消費喚起ではなく、企業や事業主に直接給付すべきです。"
「経済を回せ」の結果。
GNU social JP is a social network, courtesy of GNU social JP管理人. It runs on GNU social, version 2.0.2-dev, available under the GNU Affero General Public License.
All GNU social JP content and data are available under the Creative Commons Attribution 3.0 license.