エントリーシートはChatGPTで書けるから、企業も学生ももうやめにしよう | 野口悠紀雄 | ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/328797
企業が採用に当たって足切りが必要であれば、専門科目でどの程度の知識を持っているかを基準にすべきだ。それは大学の成績で評価されているはずだ。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)でやる気を判定するなど全くのナンセンスだと思う。私の考えでは「学生時代に最も力を入れたこと」に対する答えは、1にも2にも3にも「勉強」でしかあり得ないからだ。大学は専門的な知識を学ぶための場であり、スポーツ選手の合宿所でもないし、社交場でもないし、レジャーランドでもない。
米国の大学(院)では、成績が悪ければ、留年どころか退学させられる。だから学生は死に物狂いで勉強する。企業も大学(院)での成績を重視し、それによって、採用だけでなく、職務内容や俸給を決める。そして、このような人材が新しい技術や新しいビジネスモデルを生み出し、米経済を発展させてきた。これはアメリカに限ったことではなく、多くの先進国に共通することだ。
GNU social JP is a social network, courtesy of GNU social JP管理人. It runs on GNU social, version 2.0.2-dev, available under the GNU Affero General Public License.
All GNU social JP content and data are available under the Creative Commons Attribution 3.0 license.