(fiction) 今まで誘拐防止のため黒塗りの車で通学していた清楚系お嬢様の鈴子が、おしのびで乗った鉄道で一目惚れした青年にもう一度会いたいという動機を隠して鉄道通学を希望、娘を溺愛している富豪の父親は「阪急甲陽線を買い取って鈴子専用線にする」と暴走しかけたが、執事と鈴子に押しとどめられて、「通常列車の1両を貸切にする」「警備の者が同乗する」を条件に鉄道通学を許すことに… お嬢様の初めての恋路は前途多難…