前述の出口調査などにも携わっている人は、要は記者ですけど、確かにプロとして私よりも物知りですが、必ずしもその人の判断が私よりも正しいとは限らないという場合も多々あります。例えば、アベノミクス華やかりし頃、その人は「何だかんだ言っても、安倍政権は経済は順調だ」と言って、「日本の経済はどんどんおかしくなっている」という私と意見が対立したこともありましたが、今から思えば、経済については本当に何も知らない私の「生活実感」の方が正しかったと思わざるを得ません。その人のあの発言はおそらくは新聞社内の大方の見方だったんじゃないのかなぁと思うのですが。
ですから、まとめますと、
まず選挙の情勢報道については、これまでの私はかなりの信頼を置いていましたが、ここまで社会が崩れてくると、それさえも壊されていくのではないかという(もっと言えば選挙制度自体を壊されるのではないかという)恐怖を今の私は持っています。今、それがとうとう始まりかけているのではないかと。