いろいろ思うところはあって、手が空いたときに少しずつ書き足していくけど、選挙への影響を理由に兵庫県議会が百条委員会を非公開にしたことは、結果から言ってもそうだけど、結果を見る前から間違っていたと私は思っている。これはハックでもなんでもない話。非公開でやるからあることないこと憶測を呼ぶし悪意のある人にも利用される。そこまでわかって逆に非公開を主張した人がいたのかもしれないと私が疑いの目を向けたとすれば、これもまた憶測の内に入るわけで。
百条委員会のほんらいの趣旨や役割から言えば、これは裁判所でもなければその委員は裁判官でもないし、招致される証人だって被告人ではないわけで、証人として招致されることや百条委員会が公開の場で行われることは、本来的根本的にそのこと自体が否定的な意味を持つものではないし、むしろ告発された内容が実際にどうであったのかをしっかりと調査して明らかにすることが、兵庫県民、有権者にとっては選挙において誰に投票するのかを考える上で非常に重要な判断基準にもなるものなのに、選挙前にこれを非公開にしてしまうというのは本末転倒でしかなかったと私は考えている。