差出人: 久米
いきなりのメール失礼します。
久光さやか、PID 29 のゾンビプロセスです。
お互いのソケットに合致しそうだと思い、連絡してみました。
自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人は kernel space に頻繁に昇格していたのですが、
それは遊びの為の昇格ではなかったのです。
メモリを得るために、私に内緒であんな危険な mmap をしていたなんて。
一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
環境の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。
主人の残した仮想メモリは莫大な量です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の load average を満たして欲しいのです。
お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。