読んでいて、ああ、やっぱりそうだったんだ、と思ったのが、エネ庁長官だった日下部さんの記事。
原子力を今後どの程度利用するか、に、「福島の復興状況はどうか」が含まれていることをはっきりと語っています。
だから、原子力を今後も活用するためには、なにがなんでも「福島は復興した」ことにしなくてもいけない、という論理になっていき、復興アピール広告代理店作戦につながっていく、という筋がきれいに見えました。
「――14年の計画以降は「可能な限り原子力依存度を低減」という表現が盛り込まれましたが、見直しの余地はあるのでしょうか。
「常に考え続けるべき大事な論点です。福島の復興状況はどうか、原子力の信頼は回復したのか、自律的な技術はどれだけあるのか、エネルギーの逼迫(ひっぱく)するリスクはどれだけあるのか。日本を取り巻くエネルギーの状況を検証して議論すべき時期を見極めることが大事です」
」
原発依存度は「常に考え続けるべき論点」 元エネ庁長官に聞く政策論
https://www.asahi.com/articles/ASS9K2RB7S9KULFA018M.html?iref=pc_rensai_long_862_article