起きるか起きないかわからない南海トラフ地震の注意情報の時にはあんなにも騒然となったのに、これだけの豪雨被害がすでに出ている能登半島の時には、平然と総裁選の議論を続けるのは、首都圏に機能が集中し過ぎている弊害だと思います。地方で起きる事柄についての関心の低さと、首都圏がかかわることでは些事でも大騒ぎをする(たかだか5cmの降雪でも災害特番を組む)のアンバランスさは、日本社会全体が内向きになっている様子がよくわかるように思います。