自分が排除される側になって気づきますが、そもそもそういう状況が発生することに気づいていないと、問題意識を持つことさえ難しいのだろうと思います。
福島では何かが行われる時に、「数合わせ」以外にはまず女性に声がかかることがないので、恒常的に意思決定からは排除されていきます。
現在は、数合わせにさえ女性は加えられていないので、なおさらです。
女性に声をかけないことは悪意を持っているわけではなく、たんに「そういうものだ」と思っているだけなので、女性を排除していると指摘されても??世の中そんなものなのに?と言う人が大半なのだろうと思います。
その結果が、あらゆるどんな会議を見ても、95%以上が男性のみで占められるという、圧倒的女性排除世界です。
福島のジェンダーバランスで、県の審議会などの委員に占める女性の割合だけは高いのですが、あれも、年に1回だけ、2月に開くような会議ですから。
(年度末間際なので、そこでなにか発言してもなんの影響もない会議ということです)
誰でもいいから女性を!と数合わせのためだけのメンバー集めをしているとの話です。
こういう実際的な影響力はまったくない、形式的な審議会の委員の女性比率を、ジェンダー指数に入れるのは誤解を招くことになると思います。