現場は現場で改善の最善手を常に模索してますが、そこで培われた改善技法が会社全体で見たときに常に最善手であるとは限らないことが多々あります。特に今流行りのデジタライゼーションをもたらそうとした際、現場部門は業務フローの見直しや職務の追加などが発生し業務効率が落ちることが多いです。それらの業務負荷は会社全体の効率化で見た際に必要な負担なのですが、現場から「会社を潰す気か」と猛反発が出ます。で、経営陣も「確かに今のやり方で利益出てるから抜本的に変えて失敗したらやべーよな」と立ち止まって改革の茶を濁します。そうやって現状維持を続ける間に少しづつ競争力を失っていってるというのが大まかな流れです。