ただ社会で暮らすのは良いとしても、受け皿も満足にないような状況で、実質、行政の「厄介払い」みたいなところが大きい気がして、結局は社会的入院みたいになってた人たちが外に放り出されれば、家族の負担が増えたり、または本当に行き場を失いますよね。
結局、お題目は素晴らしくても、彼らの本心は「如何に耳障りの良い言葉を使って国民を騙くらかして、抵抗させずにコストカットするか」なのだと思うので。
映画『ジョーカー』を彷彿とします。これは社会全体の問題なのに。
今ふと思い出しましたが、私が以前に勤めていたクリニック(大きな病院のサテライト的な位置どりのクリニックでした)の突然のデイケアの閉鎖とそれに次ぐクリニック自体の閉鎖も、そういう国の方針転換を敏感に読み取った上での「賢い選択」だったんだろうなぁという気がしてきました。おそらく理事長は厚労省などの動向にも結構食い込んで情報を得ていたと思われるし…。
それを前にして、私もそれなりに抵抗してみたつもりでしたが、まぁ彼らにとっては蚊に食われたほどの認識ですらなかったと思われます。
もらんさんの病院移転反対に関する日頃の活動、リスペクトしかありません。