私は個人の「治療」をしている側なので、「常に変わるべきは社会の側だ」だと仕事にならないんです。笑
(例えばインセルのように自他の未分化な人の「治療」は「あなたは悪くない。社会がみんな悪い」では済みません。もちろん「あなたが悪いやとも言わないけど)
だからもらんさんとは違うとは思うのですが、ただここで短い文章で(500字は十分短い)説明できることがあるとしたら、その個人の「社会との関わり方」みたいなものがかなりおかしくなっていて、それで実際に苦しいことになってる人は少なくない…というか、そうでない人はいないくらい…だと私は思っているので、そこにアプローチしてる感じですかね。
ただそのアプローチは私が「直す」と言うものではない。「治療」という言葉と矛盾しているけど。
今の日本では社会に目を向けられる人自体が少ないので、そう言う人が仰るように「これは社会の問題だ」と思えるようになったら、それは「直った」ことの一部かも知れない(個別性があるので一律には言えないけど)。
話は逸れるけど、それより私が気になっているのは発達障害の過剰診断で、それこそ社会がおかしいだけなのに「適応出来ない(当たり前)」健康な人が障害ありと「診断」されている気がすることなんですけどね。