アサシンクリードシリーズはこれまでも歴史的事件を舞台にしたゲームを作るにあたってフェミニズムの文脈を踏まえようとしており、トランスジェンダー、有色人種も魅力あるキャラクターとして現れてきた。
主人公アサシンはマルクスにも肩入れして悪徳工場主の暗殺などに手を染めてきたし、フェミニズムを支持してきた。
奈緒江はジェンダー観がまともなゲームシリーズの中に出てくるセクハラ設定などの被害を受けない東アジア人女性の主人公キャラクターになる。
「カリブの海賊」がテーマだったブラックフラッグではカリブ系黒人の奴隷出身海賊、それ以外の欧州を舞台にしたシリーズではインド出身のスマートな黒人がそれぞれサブキャラクターとして登場していた。
アメリカ独立戦争がテーマだった『3』の主人公はネイティブアメリカンでした。
アフリカ系黒人は印象にない。もしかしたらこれまで出てきてなかったかも?
このシリーズの中では弥助だけが政治的なのではなく、日本人女性(東アジア人女性)である奈緒江もまた政治的なテーゼとして提出されているということに気づき、双方を支持するべきでしょう。