「ISO 2530の「48-key Layout」は、あくまでもキー配列の目安に過ぎなかったため、各国は必ずしもこれに従いませんでした。(……)結局、国際標準化機構は、1994年8月にISO 2530を廃止し、代わりにISO/IEC 9995という国際規格を制定しました。」
「ISO/IEC 9995では、記号キーの配置は基本的に各国の自由であり、アルファベットもAMQWYZについては各国ごとに定めてよい、ということになりました。数字も各国ごとに、小文字と同じ側でもいいし、大文字と同じシフト側でもいい、ということになりました。この結果、コンピュータのキー配列は、各国ごとにバラバラのままとなり、もはや統一されることは無くなったのです。」