崩壊寸前の訪問介護で、なぜ基本報酬を引き下げる? https://gendai.media/articles/-/125341
信じられないことに、20204年度から、訪問介護、定期巡回・随時対応訪問介護看護、夜間対応型訪問介護の3サービスの基本報酬は引き下げられる。訪問介護の引き下げ率は2%強だ。
訪問介護の有効求人倍率は15倍を超える。そして、2021年に3%の賃上げをしたにもかかわらず、介護従事者が減少している。人手不足が深刻なのに報酬を切り下げられてしまっては、在宅介護は破綻してしまうだろう。それは決して杞憂のものではなく、地域によって現実の問題となっている。
介護保険に関して問題は山積みなのだが、まず緊急の課題として、上記の訪問介護の基本報酬切り下げを撤回すべきだ。