>社会保障が貧しい国になった、ではなく元々貧しかったのを家族が時間と金を犠牲にして支えていたり世の中景気良くてなんとかなってたりの綱渡りだったんだよ。社会保障はずっと貧しかった。そういう社会維持に必要なことをあらかた省いて「経済成長」に全振りしてきた結果の今なんですよ。
これは本当にその通りで、健康保険一つ取ってみても国民健康保険は言わずもがな、健康保険も協会けんぽの給付内容がショボいからという事で大企業は自前の健保組合を作って独自に上乗せの給付を行ってきた。
基本的にこの国の社会保障は大企業が担っており、大企業に入れなかった人間にとってはかなりショボい社会保障しかないのが現実。それを「自助」と「共助」で何とかしていたのがこれまでの日本だったけど、格差が拡大しまくった結果「自助」と「共助」ができなくなりどうにもならなくなっているのが今の状況。こういう時こそ「公助」の出番なんだけど、自公政権や維新は「自己責任」が大好きなので「公助」を拡大することは絶対にしない。
衆議院が解散するのかどうかわからないけど、次の総選挙では「公助」を拡大してくれる政党が伸びないと本当にこの国は大変なことになると思うよ。