独自のパビリオン建設を表明していた56カ国のうち、今年三月末が提出期限だった建設申請書を出しているのは、ようやく今月になってからチェコ1カ国のみだ。これから大阪市による建設審査が始まって、年末に着工開始といったところだろう。
そもそもその前段階の基本計画書を現時点で提出しているのが、たったの7カ国しかないという有様だ。
苦肉の策の万博協会斡旋の建て売りプレハブに乗り換えを表明したのもたったの1カ国であり、これが実現するかどうかも怪しいもんだ。
万博協会の当初予定案では来年7月にはパビリオン建設は終了することになっていたのだから、チェコでさえ、開幕日に余裕のあるスケジュールじゃない。こりゃあもう何をどう頑張っても大阪万博は無理である。僕の提案は「チェコ博」にすることだ。
「大阪万博」って本当に間に合うのか? 開催まで1年半なのにほとんど「荒れ地」の現場
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