社会のどこかに自分たちの平穏を脅かすものがいるという不安を抱えて生きていて、無意識でも自分は「安全なマジョリティ」側にいたいと思っているならば、必ず敵視/差別する対象を見つけるんだろうと思っている
そうした人々にとっては「」つきのマジョリティである自分の行動半径内に、自分が差別してきた属性の人たちが現れた際にはじめて差別者としての自分をつきつけられるのであって、それまでは共生することを考える事すらしないし想像も及ばない
たとえば「非正規雇用」など自分が含まれる属性が差別されたときは憤れるけれども、他の差別問題には関心がないから平気で差別的な言葉を言えてしまう