日本学術会議問題で驚くべきことは、この段階になっても科学史関係者以外からは詳細なアカデミー組織論がほとんど出てこないこと。法律の議論は批判側、政府側の双方がある画、政府側の歴史的理解や組織論が見当たらない。つまり、あまりよく理解しないで組織をいじろうとしている。