「ほめる」ということの善意の裏に見える、ある種の「勘違い」について。「ある種」と書いたのは、心の底に発言している本人が気がついていない、差別とか見下し(まで強い言葉で指摘できるものではないけれど)に近い意識が潜んでいるような気がするからなんだけど。
ある審議会(自治体レベル)に「学識経験者」として出席依頼されることがあるんだけど(まあ、一応そういう肩書きなので)、そのときに、「女性なのによく事情をごぞんじなんですね」と言われることがある(一回なら、「言われたことがある」と書くところ、複数回なので)。「女性なのに、とつけるのは、余計ですわよ。学識経験者としてここにいるので」と相手によっては、はっきりといいますが、「言ったらまずそうだな」と感じる人にはスルーしてしまう。
でも、まあ、失礼だよね。学識経験者が無知だったら、やばいでしょ、普通。