坂本龍一に関する記事はこれまで一度だけWIREDに書いたことがあった。Sónar 2018でカールステン・ニコライとの対談を聞いて、掛け合いが楽しかったからこれは記事という形で持ち帰らないとって編集部に連絡した。
カールステン・ニコライの語る「音楽の一番美しいところって、それを聴く人たちに対して視覚的なイメージを届けられることなんです。」というくだりは、実は一番翻訳に苦労した所で、実はそこだけ夫に手伝ってもらったのだけど、訳しながら彼は「ベートーヴェンを生んだドイツの音楽家らしい感性だと思うよ」と言っていたっけ。
あと記事でも言及されているアルバム『Glass』は雨の日にバイノーラルで聴くといい感じにトリップできるのでお勧め。雨音と音楽に包まれると自分と周囲の空間の境が完全に溶ける感覚になるので。
出会いから20年、坂本龍一とAlva Notoが語るイメージなき創造の立地点
https://wired.jp/2018/07/21/sakamoto-alvanoto-sonar2018/