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本日の神奈川新聞1＆13面に西門通りにあった店の常連さんの記事。
とても物腰が柔らかで、静かで、笑顔を絶やさない御2人。いつ頃からいらっしゃったのかは分からないが、ある時から定期的来店されているのは気づいていた。ゆっくり穏やかな時間を過ごされて帰っていく。そんな印象だった。
ある時関西から来ている事を知り、母が関西出身である事から「次は〇月頃来るね」みたいな事を言い残すようになった。「仕事かね。でも仕事っぽく無い感じもするよね。」なんて母と会話をしていた。
その後「実は裁判やってて…。」「知ってましたよ」「なんだ。知ってたの。言ってくれれば良いのに。」みたいな会話を経た後もずっと、ニコニコしていらっしゃって、ただただゆっくり過ごされ、時折他愛のない世間話をするようなお客様だった。
たぶん横浜にいらっしゃる事自体あまり楽しい事ではなかったとは思うけど、ウチでの食事が少しでも気晴らしになったのであればと思う。いまでも年賀状のやりとりはしている。また何かの機会に”店で”お会いする事が出来ればなあとも思う。
つくづくウチにはイイお客さんが多かった。