マストドンに移るべきか迷ってる人を何人か見かけたので、自分のスタンスを書いておこう。
Twitterは2007年に始めたので、長年使ってきた愛着のあるサービスである。主に技術啓蒙のチャンネルとして利用してきた。ただ最近は、嘘が蔓延しやすく、少ない言葉が誤解と分断を招きやすいプラットフォームであることが顕在化してきたので、必要なこと以外投稿しなくなっていた。そこにイーロン・マスクが来て、多くの英語を話すエンジニアたちがマストドンに移行したのと同時に、僕もマストドンを再開した。
基本スタンスとしては、完全移行ではなく使い分けようと思っている。
マストドンに移住した英語を話すエンジニアは日本のエンジニアよりも遥かに多く、すでに万を超えるフォロワーを持つアカウントも珍しくない。こういった人たちの発信や議論はすでにTwitterではなくマストドンで起きている。それを見られるだけでも、マストドンをやる価値はあると感じている。
また、フォロワーが少ない分どうでもいいことを呟きやすいので、マストドンではTwitterよりも気楽にやれている。影響力は低いので技術啓蒙という観点ではあまり当てにできないが、そこは引き続きTwitterに投稿していこうと思っている。
現時点では、Twitterが蹂躙されても、(フルスクラッチで作り直そうとかしない限り)すぐに崩壊するほどヤワではないと思うので、システム的な心配はしていない。ユーザーの数と信頼が何よりの資産だろうし。Twitterは継続して使っていく所存である。
割合としては今のところマストドン6対Twitter4くらいで、今後の動き次第でこの比率は変わっていくと思う。