高島鈴さんと三木那由他さんのトークイベントに行った夜。
質疑応答で、しんどいけどやらないといけない社会運動への向き合い方についての質問があって、高島さんの答えに励まされた。「せめぎ合いの中でやっていく。自分の持ち場でやれることをやっていく。生存のために」。
また、三木さんが例をあげながら話していた「文脈の支配権」について、「わかりやすい言葉を避けることに何か意味があるんじゃないかな」ということ、すごく腑に落ちました。わかりやすい言葉、単語から、その意味を意図せぬ形で解釈されることをふせぐために。
その他に、積極的に差別的な発言をする作者がいたとき、その人の作品とどのように付き合うかという質問に対するお二方の回答も印象深かったです。また、このイベントの冒頭での、矛盾を矛盾のまま受け止めていくことについてのお話しも。
(ツイキャスで12/29まで配信チケット購入&視聴できるようです。
https://twitcasting.tv/lateral_osaka/shopcart/201155)
あと、漫画やゲームの話、頷きながら聞きました。楽しかった。望む表象が様々な作品の中に豊かに存在するようになっていったら、嬉しいなあ。『シュトヘル』と『ピエタとトランジ』、今度読みたい本リストに追加しました。