兵庫県知事選挙における公職選挙法違反がさまざまに指摘されている件、時間の問題だろう。
斎藤元彦兵庫県知事側の買収の有無についての問題もさることながら、稲村和美候補に対して「当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆがめて公にした者」(公職選挙法第235条第2項)も稲村和美氏の後援会「ともにつくる兵庫みらいの会」が刑事告発したようなので、しっかりと捜査がなされ「四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金」(同上)に処されますように。
選挙で特定の候補者を落選させる目的で虚偽の情報を流布するなんてことが成功体験として野放しにされるようなことがあっては、民主主義の根幹たる選挙が無法者によって好き勝手にされ、私たちが気がついたときには公正な選挙も民主主義もなくなってしまっているだろう。