福島大学の前川直哉さんの長いインタビュー記事です。
前川さんは、研究会で、福島の「女性のいない復興」について話されていた、数少ない、女性が排除されていく福島復興について問題意識をもってくださっている方です。
このインタビューも読み応えがあります。
「虎に翼」が描いた性的マイノリティー 考証担当が称賛の丁寧な表現
https://www.asahi.com/articles/ASS9C3HR6S9CUGTB00HM.html
福島大学の前川直哉さんの長いインタビュー記事です。
前川さんは、研究会で、福島の「女性のいない復興」について話されていた、数少ない、女性が排除されていく福島復興について問題意識をもってくださっている方です。
このインタビューも読み応えがあります。
「虎に翼」が描いた性的マイノリティー 考証担当が称賛の丁寧な表現
https://www.asahi.com/articles/ASS9C3HR6S9CUGTB00HM.html
自分が排除される側になって気づきますが、そもそもそういう状況が発生することに気づいていないと、問題意識を持つことさえ難しいのだろうと思います。
福島では何かが行われる時に、「数合わせ」以外にはまず女性に声がかかることがないので、恒常的に意思決定からは排除されていきます。
現在は、数合わせにさえ女性は加えられていないので、なおさらです。
女性に声をかけないことは悪意を持っているわけではなく、たんに「そういうものだ」と思っているだけなので、女性を排除していると指摘されても??世の中そんなものなのに?と言う人が大半なのだろうと思います。
その結果が、あらゆるどんな会議を見ても、95%以上が男性のみで占められるという、圧倒的女性排除世界です。
福島のジェンダーバランスで、県の審議会などの委員に占める女性の割合だけは高いのですが、あれも、年に1回だけ、2月に開くような会議ですから。
(年度末間際なので、そこでなにか発言してもなんの影響もない会議ということです)
誰でもいいから女性を!と数合わせのためだけのメンバー集めをしているとの話です。
こういう実際的な影響力はまったくない、形式的な審議会の委員の女性比率を、ジェンダー指数に入れるのは誤解を招くことになると思います。
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