『孤独なボウリング』の著者のパットナムがpodcastのインタビュー番組に出ていて、(83歳だそう)、彼が明らかにした共同体の崩壊がその後も急速に進み、その帰結がいま誰の目にも明らかになっている状態なので、どう思っているのか聞いてみたかったので、ナイスタイミングでした。
そのなかで、社会的孤立は非常に危険だ、特に若い白人男性の社会的孤立が特に危険。
ナチスが台頭した時も、それに熱狂したのは、若い白人男性だった、これは偶然ではない、という話をしていて、日本も同じだろうなと思いました。
podcastの硬い話をする番組を聞いていても、英語圏では女性が普通に出ていて、パットナムにインタビューしていたのは女性でした。
とはいっても、日本の番組でよくあるような、バカなふりをする女性アナウンサーが、へつらうのではなく、対等に話をしています。
これが日本だったら、高名なパットナム先生に女が対等に口を聞くなんて!という有言無言の圧力がかかって、番組として成立しないだろうな、と思いつつ聞いています。