(インタビュー)ガザ危機が問うもの:上 パレスチナ人弁護士、ラジ・スラーニさん:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S15928472.html
「いいですか。ここは強調しますが、米国が何を言おうと、どんな外交的なスピーチをしようと関係ありません。国連安全保障理事会で停戦をめぐる決議に4回拒否権を行使し、さらに武器提供も続けているのです。彼らには、民間人が殺害されることを防ぐ意思がないのです。そう理解しなければなりません」
「私は、国際社会は岐路に立っていると考えています。イスラエルの占領に目をつぶり続けてきた国際社会がこのまま、イスラエルの蛮行を放置して何もできなければどうなるのか。もはや法の支配も、国際法の理念、国連をはじめとした国際機関の権威も完全に失墜するでしょう」
「この先に待ち受けているのは、完全に力が支配するジャングルのような世界です。その意味で、これ(ガザでの戦闘)はパレスチナとイスラエルの問題ではない。世界の問題です」