入管改正法のようなものがあっさり通ってしまう背景には人間を「分類」して助ける・助けないを決める事に対して国が疑問や抵抗を全く感じないという現実が潜んでいる。
こういう事を看過し続ける次の段階にその分類が自国民に及ぶかもしれないという想像力は防衛本能として持っていて良いと思う。
例えば社会的地位とか年齢とか性別とか職業とか色んな線引きによって。
人権とは人が生まれながらに普遍的に所持している権利であり、本来それは国家権力によっても侵されるべきものではない。
ここの部分を蔑ろにする政府が自国民に牙を向かないという保証は全くない。
政治ってそのくらい身近な問題なんだけど。
(再掲)