日本のニュースで小児病院にディズニーのキャラクターの壁紙など使って子供達がリラックス出来るようにという取り組みを見た。
思い出すのが我が家の娘が小2の時の社会見学。当時小さな私立の学校に行ってたのだけど、地元の大きな小児病院に行った。
私は保護者ボランティアの最高レベルに登録してたので(最高レベルだと犯罪歴チェックや指紋の登録がある)大抵の校外イベントには引率として駆り出されたのだけど、ここの社会見学は子供以上に勉強になった。
まずバスを降りて裏の入り口に向かうと横には大きな屋根付きのバスケットコートがある。コートの横で待っていた病院のコーディネーターによると、入院中に外で遊べる子供たちが使うそうでNBAのHeatの選手がやってきて子供達にコーチしてくれることもあるそうだ。
当日バスの中で子供達の体調はチェックしたけど入る前に検温があって全員パス。
そのあと順番に一般の子供達が入れる範囲で施設内を見学した。病院内どこもかしこも子供達が好きそうな絵が描かれていて、よく病院内の案内のために廊下に描かれている線(内科は青、呼吸器科は黄色、レントゲンは赤といったような)はまっすぐなラインの代わりに可愛い足あとになっていた。
入院病棟の手前にとても大きなスペースがあり、いろんな形や色の机や椅子やビーズクッションが置いてある。ガラス張りで中は明るく壁沿いにずらっと本棚が並んでいる。
ドアを開けて中に入ると、各机にいる子供たちがハイ!と声を掛けてきた。移動式の点滴が後ろにぶら下がっている子供や車椅子の子供達。この部屋はボランティアが勉強を教える場所になってて色んな年齢に合わせて教える資格を持つ人がそれぞれ付いている。今だとオンライン授業も導入されていると思う。
見学に訪れた子供達と同じくらいの子供もいて、しばらく子供達同士の会話が続き、どうして入院してるのか、どのくらい病院に入院してるのか、夜は何時頃寝るのかなど会話している。
しばらく話したあと、そのまま勉強部屋であるオープンスペースを奥に進むと、なんとその奥には小さな映画館があった。そして映画館の隣には、これまたなんと美容院もあった。
↓続く