『夕方の街中を歩いているとき、雨の中、たった数人で手づくりのプラカードを掲げ、スタンディングをしている人たちを目にしました。冷笑や嘲笑も飛び交う中、「初めてデモに参加した」と教えてくれた人、たまたまデモに居合わせて列に加わった人たちがいました。「つい3ヵ月前にこの問題を知った」と、勇気を持って国会前でマイクを握った大学生がいました。集会取材中、大好きな音楽グループのペンライトを片手に声をあげる人たちと隣り合ったとき、「私もこの場で呼吸していいのだ」と心から思えました。』
「これから」の命の話を 安田菜津紀
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