福島第一の廃炉産業は手堅く見えるかもしれませんが、技術的な行き詰まりから早期に作業が停滞する可能性も高いとも聞きますし、そうなると、必然的に関連産業も止まるわけですし、なにより、東電の経営が厳しいです。
これまでは、東電の経営が厳しくなるたびに国がざぶざぶとお金を流してきたわけですが、もうそうはいかなくなっているでしょう。
ちなみに、廃炉の停滞は、国内の原子力関連技術全般の凋落、つまろ産業力低下によるものなので、一朝一夕でどうにかなるものではないと思います。
表面から見えている以上に、この12年間で国内の基盤は崩れきってしまっているのだろうと感じています。