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政府が平成27年に防災省について検討して、「積極的な必要性は直ちには見出しがたい」と結論を出した報告書、以下。

ざっと流し読みをして、各国の制度比較などをみても、もっぱら行政制度について、日本と各国は変わりありません、以外のことはほとんど言っておらず、指摘されている問題については、「自治体と政府の連携を強める」ばかり書かれていて、正直、もともとやる気がなかったのを正当化するために作った文書ではないかという気がするのですが。

日本と欧州・米国とは災害頻度が明らかに違うのだから、各国と同じ程度の制度を日本も持っているから、それで構わない、という結論には、多少でも改善するつもりがあればならないと思います。